基本は航空会社のホームページでの確認
基本的には予約が取れて発見されているかの確認は航空会社のホームページで。確認に必要な情報は氏名と予約番号あるいは航空券番号だけ。航空会社によってはさらに日付や便名が必要なこともあるが、基本は予約番号を控えれば何とかなることが多い。
ちなみに、予約番号は予約すると発行されるが、13桁の航空券番号は発券されて初めて発行されるので、航空券番号が手元に届けば、飛行機に乗れるということになりますね。
予約の確認
航空会社のホームページから確認すればよい。確認するためには、13桁の航空券番号あるいは、6桁の予約番号と氏名が必要になる。
例えば、ANAの国際線なら、トップページにある、この部分に入力。
どこの航空会社でも同じで「予約の確認」や「予約の管理」のところにある。
シンガポール航空の場合
キャセイパシフィック航空の場合
~国内線の場合~
日本の国内線の場合は少し事情が違い、搭乗日と便名、氏名、予約番号の入力を行う。そして、ANAの場合の予約番号は数字4桁。JALは英数字6桁。
旅行会社から購入の場合
航空会社のホームページからの予約ではなく、Expedia、エアトリ等のOTA(オンライン旅行会社)や、JTB、HIS、などの旅行会社の航空券検索ページから予約することも多くなってきています。しかし、旅行会社から購入の場合でも、やることは同じ。航空会社のホームページに行き、予約を確認するだけ。ただ、この時、予約番号か航空券番号を見つけないといけないというのが課題。
Webからの予約の場合は予約完了とともにくるメールやログイン状態で旅程を確認できるところに13桁の航空券番号と6桁の予約番号が書いてある。注意してほしいのは、この6桁の予約番号は旅行会社のもので、航空会社のものは別にある場合があるということ。なので、航空会社のホームページで旅程を見るためには、航空会社の予約番号を探さないといけないですね。旅行会社が提供するeチケット控えに併記されている場合がほとんどなので、すぐ見つかる。
例えば、とある旅行会社で手配した時に届いた、eチケット控えでは、下図のようにGDSのINFINIの予約番号と、航空会社のベトナム航空の予約番号が別に記載されている。このベトナム航空の予約番号をベトナム航空のホームページに入力すれば、予約記録を見ることができる。
店舗型の旅行会社の場合、複数のGDSを使い分けている場合があるので、どこか一つというわけではない。また、大手の場合は独自の書式のeチケット控えを発行するので、どこのGDSであるのか判断しにくい。
GDSの航空券確認サイト
どこのGDSを使用した予約なのかわからない時は、下記のGDSのサイトに順番に入れていけば、どこかはヒットするはず。。。たまに、全部はずれの時もあるので、その時は別の手段をとるしかない。
GDSについてはこちら
Amadeusでの予約
Amadeusを使用している航空会社や旅行会社からの予約の場合、その航空会社や旅行会社が発行した予約番号をここに入れると、予約の確認ができる。
スマホ用のアプリもある。
Amadeusを使用している主な航空会社と旅行会社
- Expedia
- AF エールフランス
- AY フィンエアー
- BA ブリティッシュエアウェイズ
- BR エバー航空
- CI チャイナエアライン
- CX キャセイパシフィック航空
- GA ガルーダインドネシア航空
- JL 日本航空
- LH ルフトハンザドイツ航空
- LX スイス国際航空
- MH マレーシア航空
- NH ANA
- OS オーストリア航空
- OZ アシアナ航空
- QF カンタス航空
- QR カタール航空
- RB ロイヤルブルネイ航空
- SA 南アフリカ航空
- SQ シンガポール航空
- TG タイ国際航空
- TP TAPポルトガル航空
例えば、ANAで予約した航空券はAmadeusを使用しているので、ANAのホームページでも、Amadeusのページからでも旅程を確認できる。
SABREでの予約
SABREを使用している航空会社の予約の場合は、ここから確認。
ログインしてからでないと、確認できないが、旅程をまとめられるサイトもあり便利。
SABREを使用している主な航空会社と旅行会社
- AA アメリカン航空
- AM アエロメヒコ
- AS アラスカ航空
- AZ アリタリア航空
- ET エチオピア航空
- NZ ニュージーランド航空
- SU アエロフロートロシア航空
- VN ベトナム航空
- WY オマーンエア
INFINIでの予約
日本国内の旅行会社を通じた予約の場合は、INFINIを使用している場合が多い。INFINIは旅行会社のGDSで国内シェアNo.1だ。
AXESSでの予約
日本国内の旅行会社での予約で会社によってはAXESSを使用していることも。こちらは2021年に廃業となるので、それまでしか使用されない。
Travelport、Apollo、Galileo、Wordspanの予約
海外の旅行会社の場合は、ここを利用していることも多い。もともとは航空会社向けに開発されたシステムだったものの、今では使用する航空会社がなくなってきて、もっぱら旅行会社やホテル等旅行業界の様々な企業の利用がメインとなった。
Travelsky(中国航信)での予約
中国の航空会社は中国民用航空局公認のTravelskyを使用している。そのため、中国系エアラインの航空券はこちらから確認しないといけない。このほか、中国での旅行が便利になるトリップドットコム(携程/Ctrip)もここを利用しているので、ここから検索できる。
中国語でもよければこちらから
予約の確認でできること
航空会社のページで予約の確認をすると、座席の指定や、特別機内食の選定、オンラインチェックイン等、様々なサービスが受けられる。いちいち旅行会社を通さなくても直接航空会社とやり取りができるようになるため、利便性が増す。
特に座席指定は画面で空席を見ながら選べるので、旅行会社に前方窓側でも後ろや隣が空席の場所など都合の良い座席を指定することができるので、予約番号を知っていて損はない。