ANAマイレージの貯め方

ANA

ANAのマイルを貯める3つの方法

ANAのマイルを貯める方法は主に3つ。

  • 乗る
  • 買う
  • 移す

この3つの方法を押さえて、それぞれにあった方法でアプローチすれば、マイレージは貯まっていく。

乗る

これは、一番単純で誰もが知っている貯め方。飛行機に乗ればANAのマイルは貯まる。乗った時に貯まるマイレージの基本的な考え方は下記でも紹介しているが、これです。

距離 × 運賃種別 + お得意様ボーナス

【初めに】マイレージとは何か
飛行機に乗るとマイレージが貯まるよ、とよく言われたりするが、一体マイレージって何なのか。基本から押さえていきたいと思います\(^o^)/マイレージはポイントカードであり、ポイントカードとは違うマイレージは日常でよく使う、T...

ここで、要素の一つ一つを細かく見てみよう。

距離

マイレージの距離はキロメートルではなく、マイル。1マイルは約1.6kmであり、都市間の直線距離のマイル数が一般的に採用される。このマイルは、IATA(国際航空運送協会)のTPM(運賃計算に使用する区間距離)を基準としています。

なので、羽田を利用しても成田を利用しても、目的地が同じであると実際の距離にかかわらず、マイレージ計算上の距離は同じ。

各区間もマイル数は、JALのホームページで検索できる。ANAもJALも基準としているところは同じなので、ここで検索しても結果は同じだ。

あと、ざっくりでもよく、地図とともに確認したいときは、このサイトが便利。

Great Circle Mapper
Great Circle Mapper

ここのサイトは実際の空港間の直線距離をベースに算出しているため、細かいところではIATAの数値とは異なるが、ルートを考えたいときなどは地図を見ながら考えることができるので便利。

ANAの就航路線については、ここからマイル数は確認ができる。国際線はこちら。国内線はこちら

運賃種別

ここから少しややこしくなる。まず、運賃種別の役割だが、ポイントは、高い航空券と安い航空券で貯まるマイル数に差をつけるためにある。なので、高い運賃ほど運賃種別のところで掛け算する数字は大きくなる

まずは国内線で見てみると、運賃を6段階に分かれています。

  • 150% プレミアムクラス普通運賃
  • 125% プレミアムクラス割引運賃
  • 100% 普通席普通運賃
  •  75% 普通席割引運賃
  •  50% 普通席旅行会社向け運賃

もう少し細かい分類はここから。

簡単にすると、ANAのホームページから直接購入した航空券は75%、旅行会社のパッケージツアーなどの場合は50%という風に覚えておけば、ほとんどの場合は、OK。

国際線の場合は、もう少し複雑。細かい分類はここから。

いろんなアルファベットが出てきて、パッと見ただけでは判断がしにくい。そこで、簡単にまとめると、こうなる。

  • 150% ファーストクラス普通運賃
  • 125% ビジネスクラス普通運賃、割引運賃
  • 100% エコノミクラス普通運賃、プレミアムエコノミークラス普通運賃
  •  70% エコノミークラス割引運賃、プレミアムエコノミークラス割引運賃、ビジネスクラス割引運賃
  •  50% エコノミークラス割引運賃
  •  30% エコノミークラス期間限定運賃

エコノミークラスで旅行するときは、50%あるいは30%の運賃である場合がほとんど。となると、往復しても、片道相当のマイル数しかもらえないことになる。

提携航空会社の場合は、それぞれの航空会社で基準が異なるので、ここから確認する必要があります。ANAと共同事業をしている各社は概ね同じような体系ですが、それ以外の航空会社は個別に確認しないと難しいですね。

注意が必要なのは、提携航空会社の場合、すべての運賃がマイレージの対象ではないということ。運賃によってはマイレージが貯まらない代わりに安いというものもあるので、その点は注意しておかないといけない。

お得意様ボーナス

お得意様ボーナスがもらえるのは、基本的に次のどちらかのパターンの場合。

  • ANAカード会員の時
  • プレミアムメンバーの時

ボーナスマイルの計算式は、

距離 × 運賃種別 × ボーナス率

となっていて、距離×運賃種別が大きいほど、ボーナスが増える仕組みだ。

昔は距離×ボーナス率となっており、安い運賃の場合のほうがメリットが大きいボーナスマイルの計算式であったが、お金を払ってくれるお客様を優遇するスタンスが鮮明になり、制度変更となった。

ここで、ボーナス率を見てみると、

  • 10% ANA一般カード
  • 25% ANAゴールドカード、ANAワイドカード
  • 35% SFC会員(一般カード)
  • 40% ブロンズ会員1年目、SFC会員(ゴールドカード)
  • 45% ブロンズ会員1年目(ゴールドカード以上)
  • 50% ブロンズ会員2年目以降、ANAカードプレミアム(ブロンズ1年目、SFC含む)
  • 55% ブロンズ会員2年目以降(ゴールドカード以上)
  • 90% プラチナ会員1年目
  • 95% プラチナ会員1年目(ゴールドカード以上)
  • 100% プラチナ会員2年目以降
  • 105% プラチナ会員2年目以降(ゴールドカード以上)
  • 115% ダイヤモンド会員1年目
  • 120% ダイヤモンド会員1年目(ゴールドカード以上)
  • 125% ダイヤモンド会員2年目以降
  • 130% ダイヤモンド会員2年目以降(ゴールドカード以上)

プレミアムメンバーになった時のボーナスマイルのボーナス率はパターンが多くて見にくいですが、ANAのホームページから資料を拝借すると、

という感じにまとまります。

ボーナスマイル

この他にも、特定路線に搭乗した場合に、ボーナスマイルがもらえるキャンペーンを開催していることがある。特に就航したばかりの路線は何らかのキャンペーンをやっていることが多いので、予定が合えば、ぜひとも搭乗したいところ。

買う

買ってマイレージ貯める方法は主に2つ。

  • ANAカードで
  • ANA MILEAGE MALLで

ANAカード

ANAカードにはいろんな種類があり、それぞれに特徴があります。すべてのラインアップはここから!!

ANAカード一部を除き、年会費が必要になります。なので、年会費の分だけメリットを享受できるかどうかがポイントになります。ANAカードは年会費(サービス)により4段階に分けられる。

  • ANA一般カード (年会費2,200円~)
  • ANAワイドカード (年会費7,975円~)
  • ANAワイドゴールドカード (年会費15,400円~)
  • ANAカードプレミアム (年会費77,000円~)

これ以外にもANAカードみたいなカードがある。これらは正式なANAカードではなく、ANAとの提携カードで、ANAカードにあるボーナスマイルなどの特典は受けられないことになる。例としては、ヤマダLABI ANAマイレージカードや、みずほマイレージカードなどがある。これらの特徴は年会費無料であること。年会費無料のANAカードはANAの特典がないことがあるので、確認が必要だ。

ANA MILEAGE MALL

ANA MILEAGE MALLはANAと提携していて、経由するだけでマイレージが貯まるショッピングサイトへのリンクを集めたようなもの。様々なブランドのECサイトや、ホテル予約サイト、楽天などオンラインモールへのリンクがあるので、日ごろのインターネットショッピングをこのANA MILEAGE MALLを経由してアクセスするだけで、マイレージが追加で貯められることになる。

海外版も存在していて、海外のサイトでの購入の際でも貯まるようになっている。

ただ、実際には、あまりお勧めしていない。というのも、後述のポイントサイトを経由した方がお得にポイントが貯まる可能性が高いです。

移す

移すというのは、ポイントをマイルに交換すること。代表的なものには楽天スーパーポイントをANAマイルに交換するというのがある。

主なものを列挙すると、

  • 楽天スーパーポイント
  • Tポイント
  • nanacoポイント
  • ヤマダポイント
  • ワールドポイント(三井住友カード)
  • OkiDokiポイント(JCBカード)

がある。クレジットカードのポイントもANAのマイルに交換できるものも多い。

これらに加えて、ポイントサイトのポイントもANAのマイルに交換できる。ポイントサイトは、前出のANA MILEAGE MALLと同じく、経由するだけでポイントの貯まるサイトのこと。

例えば、このGポイントというサイトでは、クレジットカードを作成するだけでもポイントが貯まり、そのポイントをANAのマイルに交換できる。他にもアンケートの回答やゲームなどでも貯めることができるが、買い物で貯めるのが簡単ですね(^^♪

このようなポイントサイトのほうが貯まるポイントが多く、それをANAのマイルに交換したほうが、結果的に多くのマイルをためることができたりする。

まとめ

ANAのマイルを最も効率よく貯めるには、日ごろの買い物をANAカードにして、ANAカードでANAの航空券を購入して、ANAに乗る。そして、ホテルや買い物は、ポイントサイト経由にすることでポイントを貯める。ポイントサイト経由というのは、若干面倒なところもあるが、慣れれば、たいしたことないだろう。

ANAカードだけでは大量のマイル獲得にならないので、様々な方法を併用しないといけない。やはり、ただで飛行機に乗せてもらうためには努力が必要ということだろう。

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