航空券の見方

旅行の豆知識

航空券とは

航空券は飛行機に搭乗するための証券。昔は紙の券が冊子になったものを順番に使っていくという仕組みであったが、今では、eチケットに代わり、航空券は実態としてみることがなくなった。

eチケットでは、航空券そのものは航空会社に電子的に記録されているものとなり、その電子的記録の控えしか入手することはない。(電子的な記録の現物って何??ってなる。)今では、その控えのことを航空券と呼ぶことが多い。

紙の航空券のころはこの紙をなくすと一大事となり、慌てふためくことになった。しかし、今では航空会社側に記録があるので、「失くす」ということがなくなった。飛行機に乗るときにカウンターへ寄って控えを提出する必要はなく、いつもPDFをスマホに保存して終わりで十分だ。

因みに、これが懐かしの航空券冊子。この冊子の中に搭乗券に似たサイズの紙があり、それを順番に使うという感じだった。

一緒に写っているのは10年以上前の搭乗券。まだこのころは搭乗券もカラーで華やかさがあった。それに対して今どきの搭乗券は白黒で、薄い感熱紙のものも多い。

航空券の読み方

具体的にANAの国際線航空券で読み方を見てみる。航空会社各社で書式は異なるものの、書いてあることは同じである。(pdfを発行してくれる航空会社もあれば、web上で表示されるだけの航空会社もありいろいろ。)

ANAの航空券
  1.  航空券番号
    これが最も重要な情報。13桁で構成され、最初の3桁が航空券を発券した航空会社を示す。この場合、ANAは205。
  2.  予約番号(PNR)
    英数字6文字(5文字の時もある)で表現される航空券予約システムでの管理番号。これはあくまでもシステムのための番号なのであるが、予約を管理するという点で重要。
  3.  出発/到着地
    1都市に複数の空港がある場合は、どの空港か間違えないようにしないといけない。各空港には4文字のICAOコードと3文字のIATAコードがある。
  4.  便名
    同じ発着地でも時間帯別に飛んでいるため、航空会社での管理番号として便名がある。
  5.  ターミナル
    複数のターミナルのある空港ではここを間違えないようにしないといけない。成田や羽田ではターミナルを間違えるだけで、飛行機にぎりぎりになってしまうことも・・・
  6.  座席
    通路側、窓側は好みがあるものの、真ん中席を好む人は少数派だろう。選ぶ座席が飛行機の時間の快適度を左右するので、慎重に選びたいところ。
  7.  日付、曜日、時間
    ここは入念に確認してから予約したいところ。予約の変更はできないことが多いので、日程をミスするだけで数万円飛んでいくことをなんとしても防がないといけない。
  8.  クラス
    エコノミークラス、プレミアムエコノミークラス、ビジネスクラス、ファーストクラスの4クラスのうちどれかであることが多い。最近はファーストクラスが廃止の方向にあるので、3クラスあるいはプレミアムエコノミーもない2クラスが多い。
  9.  手荷物
    旅行に荷物はつきもの。大きな荷物をどれだけ貨物室に預けられるのかは結構重要。
  10.  運賃種別
    普通の人は気にしないが、マイレージをためる人にとっては重要箇所。この種別の最初の文字がマイレージのたまり具合を示す。同じアルファベットでも航空会社でマイレージのたまり具合が異なるので、いちいち覚えていられないので、毎回検査す来ることになる。
  11.  備考
    この航空券はANAで発行されているものの、一部区間に他社を利用している。そのたしゃでの予約番号が記載される。同じ予約システムを利用している場合、予約番号は同じなことが多い。
  12.  QRコード
    今ではこのQRコードがあれば、飛行機に乗れる。航空会社カウンターに行く必要すらなくなった時代。
空港でのお手続きの流れ
【ANA公式サイト】空港でのお手続きの流れ。国際線でのご旅行の準備に関する情報はこちらから。海外旅行のお役に立つ情報が満載。旅の計画・準備はANAのホームページで。
  1.  運賃額
    今回は特典航空券なので「AWARD」
  2.  税金・料金等合計
    ここには燃油サーチャージと各空港で徴収されるサービス料、国が徴収する税金などの合計額がある
  3.  制限事項
    予約変更や取り消しに関する規定が書かれる
  4.  運賃詳細
    これは総合旅行業務取扱管理者の試験にも出る部分だが、正直今どきここの部分の知識は不要。すべて電子的に計算されてしまうので。複雑な旅程の時は、ここを読むと、経路を解釈することができる。
  5.  税金・料金等詳細
    先ほどの13番の詳細。ここを読み解くと、何の税金がとられているのかわかる。最後に書かれている英数字2文字が税金・料金の種別を示す。
  6.  交換券
    航空券の予約変更などをすると、新たな航空券番号を入手することになるので前の番号がここに記録される

航空会社による航空券の違い

航空会社やサイトごとの航空券控えの表記が少しずつ違うが、重要な情報は5つ

  1.  名前
  2.  航空券番号
  3.  予約番号
  4.  便名と区間
  5.  日付と時間

この5つさえ記入してあれば、どんな書式でも航空券控えとして成立するといっても過言ではない。なので、pdf等がなくても、どこかにこれだけは控えておくとよい

航空券の記号

航空券を読みにくくしているのはその記号の多さ。そしてその記号が何を意味するのか、全部書き出すとそれだけで、膨大な量だ。

記号のうち、よく使われるのが、航空会社の2文字コード、空港の3文字コードは頻繁に使うものだけでも覚えておくと便利だろう。航空券の検索の際にも役に立つ。

この他にも税金コード、ブッキングクラス、などいろいろあり、すべてを暗記するのは困難なくらいだ。記号の見方についてはまたまとめてみます。

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