【JGC修行】真夏のオーストラリアへ

2020オーストラリア

この旅行の予約は前年の10月にすでに完結させており、そのころは新型コロナというものはなく、平穏であった。まさか、その5か月後には全く海外に行けないことになろうとはだれも思ってもいなかっただろう。

今年の3月から海外旅行は困難になってきたが、その直前の2月に真夏のオーストラリアを訪問した。この頃は、中国で感染が拡大している真っ只中であったが、オーストラリアではまだ感染者数が十数名の輸入症例しかない状況であった。

旅の概略

今回のオーストラリア旅行の目的地はメルボルン。古きイギリス植民地時代の名残と近代的なビルの融合を見たいと思っており、ずっと機会を窺っていた。今回、JGC修行の一環として、FLYONポイントを効率よく貯められるシドニーを経由して訪問することにした。

今回の旅程は以下の通り。

1日目 名古屋→那覇→羽田→成田→シドニー(機内泊)
2日目 シドニー→メルボルン メルボルン市内観光 (メルボルン泊)
3日目 メルボルン市内観光 メルボルン→シドニー (シドニー空港周辺泊)
4日目 シドニー→成田→名古屋

定番の沖縄往復

JGC修行の定番といえば、沖縄往復。FLYONポイントを効率よく稼ぐことができる国際線航空券の国内線区間で沖縄に行く。

まずは名古屋から那覇まで今回で3回目になるJTAへの搭乗。3回目になると、JTAの琉球方言での放送にも慣れてきますが、まだ聞き取れてはいませんね。。。次回乗る時こそ、メモを取って解明したいですね。

沖縄滞在

今回の那覇滞在時間は2時間20分。お昼ご飯を食べようかと思ったが、時間が早かったので、パスした。しかし、この判断がこの後の空腹感へつながるという。。。

2時間20分の滞在のうち、そのほとんどをJALサクララウンジで過ごしました!! JALカードのCLUB ESTの特典で年に5回まで国内線サクララウンジを無料で利用できるので、利用させてもらいました。平日金曜なのにラウンジ内はビジネスマンが多数。仕事で沖縄に来ることのある仕事は何だろうとか考えてながら、時間を過ごしているうちに出発が近くなり、機内へ。

那覇から羽田、そして成田へ

那覇から羽田まではJALのB777-300で移動。JALの保有する最も大きな飛行機で座席も500席ある。やはり大型機は機内の空間が広く、圧迫感もなく、快適に過ごせる。

機内ではwifiも無料で利用できるため、JALが提供する機内エンターテイメントなどを楽しむことができた。

金曜の午後の上りの便であったが、搭乗率は80%以上あったのではないだろうか。というのも、この便では修学旅行生が後方に固まって座っていたので、その影響もあったかもしれない。修学旅行生は後方の座席のため、機内へ優先的に案内されていた。

羽田に到着して成田出発までの時間は4時間20分。規定では180分以上あればOKとなっているので、時間には余裕がある。しかし、今回は楽に移動したかったため、羽田到着20分後の成田空港行きの直通電車を目指していた。手荷物のみだったので、順調に飛行してくれれば、間に合うはずということで、定刻運航を祈りながらのフライトだった。

幸いにも定刻通りに到着し、無事に20分後の成田空港行きの電車に乗ることができた。成田空港までは92分。ひたすらスマホ、飽きたら車窓と乗客の出入りを観察するだけの時間。

成田空港サクララウンジ

今回もFLYONポイントを貯めるために、FLYONポイントの貯まるプレミアムエコノミーに搭乗するので、エコノミーではなく、すいているプレミアムエコノミーのカウンターへ。荷物を預けて、いざ出国し、サクララウンジへ。

ちょっとその前に展望デッキへ。成田の第2ターミナルの展望デッキは数年ぶりで、JALが多い景色は久々だ。でも、JALのB747-400がいないと、なんか寂しく感じる。

今回、ゲートがサテライト側だったので、サテライトのサクララウンジへ。18年前にサテライトを歩いていた時の景色が脳裏にあるのだが、その時と、今のサテライトは全く違う。時がたつと内装も変わるものだなと思った。(当時の写真がないので紹介できないのが残念だが。。。)

今回もサクララウンジ内でお食事してからの搭乗です。サクララウンジの定番のカレーも食べました。野菜もとサラダをチョイス

お昼ご飯をまともに食べられていなかったので、追加でもう一皿。

前回の羽田のサクララウンジは改装工事中だったので、それに比べると、サテライトのラウンジは広くて、快適でした。

シドニー行きプレミアムエコノミー

シドニー行きの今日の便は80%ぐらい埋まっていたでしょうか。中国のコロナはどこ吹く風のように、この時はまだ対岸の火事のように見ていたオーストラリア行きの便は通常通りの運航のように見えた。

座席にはアメニティーがセットされていた。JALのスリッパはANAに比べてふかふかしているので、結構使える。因みに、うっすら映っているが、機内では客室乗務員はマスク着用、機内食の提供はビニール手袋をしてという体制だった。

夕方の出発なので、搭乗したらまずは夕食。夕食のメニューは先月末に搭乗したパリ便と同じだったので、その時とメインは別のものを選択。JALのメニューは3か月ごとに変化するのだろうか? ANAでは毎月選択が変わるので、別の月であれば、同じメニューにあたることがないのにJALでは経費削減なのか、残念だ。

ふたを開ける前

ふたを開けた後

JALでは「RED U-35」という料理コンペのシェフによる機内食を提供している。この時は本岡 将シェフの「イエローチキンカレーアジアンスタイル」だった。詳細はこちらから

デザートにはみんな大好き(?)、ハーゲンダッツ。JAL専用のカップで提供。

そして、夕食後はお休みタイム。フルフラットにはならないので、快適とは言えないが、しばし仮眠。休める時間として6時間あったが、実際にゆっくりできたのはその半分くらいだろうか。そして日本時間の3時(現地時間の5時)には到着前の朝食。

朝食を食べると日が昇り始め、早朝のシドニーへ着陸する。

オーストラリアの検疫

オーストラリアの生態系には固有種が多く、それを大切にしている。そのため、検疫については他国に比べ、かなり厳しい体制を布いている。在日オーストラリア大使館のホームページに詳しい説明の記載がある。

検疫

オーストラリアに入国の際には入国カードの記入が必要になるが、この紙は税関・検疫の申告書も兼ねていてる。オーストラリア内務省のホームページに入国カードの日本語訳がある。

https://www.abf.gov.au/entering-leaving-australia/files/ipc-sample-japanese.pdf

注意したいのは、あらゆる食べ物が申告の該当項目になってしまうということ。条件を満たすものであれば、非該当になり、申告は不要になるのだが、後で調べられて、申告漏れを指摘されるくらいなら、ひとまず「YES」を選択して現物をもって説明したほうが無難だ。(そうすることをオーストラリア政府も推奨している。)

一番いいのは食品・医薬品はオーストラリアに持ち込まないこと。これが間違いなく安心だ。

新型コロナ対策

新型コロナは中国では広がりを見せていたため、中国からの人は検疫でも引っ掛かっていた。マスクを着用して帰宅するように指示をしていた。マスクのない人にはマスクを配布して、その場での着用を命じていた。

今でこそマスクをすることに対して、抵抗が減ってきているが、この頃のオーストラリアではマスクをする人はゼロ。即ち、マスクをして帰宅することはかなり目立つ行為であり、とても視線に耐えられないかもしれない。が、ルールなので、守るしかないのがつらい。


晴れて検疫も通過したら、オーストラリアに入国だ。ここからは自由に観光できるようになる。次回はメルボルンへの移動と市内観光。

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