前回はこちら。
沖縄コンベンションセンターまで
メインイベントである、ツーリズムEXPOジャパンへ行きます!!
会場の沖縄コンベンションセンターまでは那覇市内のゆいレールおもろまち駅から無料シャトルバスを30分おきに設定してくれていた。当初は路線バスで行くつもりであったが、無料バスがあるなら使わない手はない。ホテルからゆいレールでおもろまち駅へ。
ゆいレールはビル群を縫って進んでいきます♪
始発の9時半のバスを目指し、おもろまち駅に着いたらバスがすでに2台停車していた。2台目に乗ることになり、1台目は時間前に約50人乗りのバスがほぼ満員となって出発していった。
乗り込んだ2台目も定刻の9時半には出発。直通バスなので、路線バスでは40分かかるところを20分で到着!!
1時間に2本のバスで来場者をさばけるということは事前の入場登録の人数から、県外からの一般来場者は数数千人規模しかないと見積もっていたのだろうか。
因みに、9時50分の段階ですでに駐車場は満車でした。関係者の方でほぼ埋まってしまっていたみたいで、一般の方は遠い駐車場を利用しないといけなかったのかもしれません。
入場まで
例年であると、開場待ちで長蛇の列ができるのですが、さすがに新型コロナの中の沖縄開催という状況のため、例年と比べると、開場待ちもほとんどないようなものでした\(^o^)/
入場前には検温、事前登録のQRコードの読み取り、消毒とステップを踏んで会場に入れます。事前登録のQRコードは会場に入る時だけでなく、出るときも必要なので、すぐ出せるようにしておいて方がいいですね。
ビッグサイトでの開催の時は入場料が1,200円、インテックス大阪では500円、そして、今回の沖縄では無料!! 無料の代わりに、事前に来場登録を行わなければいけない。当日でも登録できるので、その場でやっている人もいました。
今後も無料だと嬉しいのに・・・
海外ブース
例年であると、海外旅行の情報をいろいろ手に入れることができ、各ブースが趣向を凝らしているのだが、今年は海外のブースがほとんどなく、展示も簡素。出店していた海外の観光局は以下のみ。
- 中国
- 韓国
- 台湾
- フィリピン
- タイ
- オーストラリア
- タヒチ
- パラオ
- ボーランド
- スペイン
- アンゴラ
- ケニア
- ウガンダ
いずれの国もブースは例年の10分の1くらいのサイズ。アテンドの方も少なく、例年とは全く違う様子になっている。
頑張っていたのはフィリピンのブース。ステージなどをやっていたのは全体見渡してもフィリピンだけだったかも。
タイのブースではトゥクトゥクを展示。
例年1、2を争うサイズの韓国のブースはこれだけ。
プレゼントの点では、台湾のブースが頑張っていましたよ!! 観光地の紹介と毎時限定50名でクイズに答えるとプレゼントがありました。(後ほど紹介。)
現実的に海外旅行は困難であり、海外から出展者が来れないのも影響していたように思われますね。
国内
海外のブースの隣が国内のブース。国内のブースも数が少なくなっていた。例年なら北海道から沖縄まで、日本各地から出店があるものが、ごく限られた一部の地域のみが出店していた。
賑わっていたのは環境省の国立公園を紹介するブースだろうか。クイズの難易度が高かったからかもしれない・・・
今回、一際ブースの数が多かったのが沖縄県内の観光局などのブース。沖縄県からの来場者が多いだけに、県内観光の需要の掘り起こしの点でも重要なイベントになったに違いない。業界向けの日ではきっと本土からの観光客誘致のためにいろいろPRしていたのだと思います!!
小さいブースが多かったものの、沖縄各地が市町村単位で出店していて、観光地を紹介していました。他にも、泡盛の飲み比べのブースもあり、沖縄らしさも感じられました。
航空会社
例年賑わいを見せる、ANAとJALのブースは今年は閑散としていた。ANAはwithコロナの機内での安全性に関する展示を行い、JALはSDGsの取り組みの展示をしていました。どちらの会社も今年は巨額赤字を計上しており、余裕がないことも大きく影響していますね。
そして、残念なのは、海外の航空会社の出店がなく、航空機ファンとしては物寂しい内容なってしまった。。。 中国と台湾のブースでは中国と台湾の航空会社が少しばかり展示をしていた程度でした。
IT関連ブース
今回はツーリズムEXPOと同時開催で、ResoTech Okinawa(おきなわ国際IT見本市)と題して、リゾートとテクノロジーによるITソリューションの展示もしていました。
さすがに、業界向けがメインということもあり、かなり閑散としていました。一般の人が見てもなかなかぴんと来ないものが多い気がしました。
そして、午後の部では玉城デニー知事がVIPとして来場していて、ブースで説明を受け、記念写真を撮影していました。玉城さんは熱心に説明を聞いて、ゲームなどを体験していました!!
玉城さんは台湾のIT大臣とのオンライン対談会のために来場されていたようですね。
食事
食事は3か所に分かれていて、それぞれ、
沖縄キッチンカーフェスタ
沖縄県産肉×琉球泡盛フェスタ
旅するカレーフェスタ
となっていました。お昼の時間で人が多かったのはカレーフェスタだったような気がしました。(写真は開始前のものなので、閑散としていますが。。。)
どのお店もOKIPayが使えるのは共通していましたが、それ以外のキャッシュレス手段は対応がまちまち。JCBカードのみであるところもあれば、iDまで色々使えるところもあり。OKIPayだと20%キャッシュバックのようで、お得でしたが、持っていないのでメリットなしでした。
来場者のほとんどが沖縄県内の方という想定でしょうから、仕方ないですね・・・
グッズ
今回得られたグッズはこちら。
量としてはやはり少な目。近年はどこのブースもコストカットでもらえるものも減っては来ているが、今年はブースが少ない割には、もらえた方かもしれない。
台湾のブースでもらえた「台日32同名駅ボードゲーム」が一番良かったもの。
あと、淡路島の洲本市のブースでの玉ねぎつかみ取りも。どう頑張っても小サイズ3個が限界でした。
まとめ
今年はブースの数も少なく、来場者数も激減していたので、例年のような混雑は全くなく、ゆったりと見学できました。withコロナの時代の展示会はこのような感じになるのでしょうかね。来場者にとってはありがたいですが、主催者にとっては来場者数が少ないことは悩みの種でしょう。
開場の1時間前から待機しなくてもお目当てのブースに行けることは助かりました。そして、開場を見て回るのに2時間もあれば十分という、小規模開催であることは良くも悪くも、回りやすかったですね。
果たして、来年大阪での開催は例年のような賑わいを見せるのでしょうか。昨年の様子から、大阪開催なので、東京開催に比べれば空いているでしょうが、その影響で出店者が減ると残念ですね。まだまだコロナ前の状況にはならないでしょうから、規模が縮小しての開催であることは間違いなさそうな気がします。
あっ、その前に年明けの東京開催があるので、そちらの様子も見に行ってみたいと思います。
予想以上に小規模で早く帰ることにしたので、次回は帰路に立ち寄った首里城の様子です。